先日、職場のスタッフ会議の中で、「心の花束」というセッションが行われました。
一緒に働くスタッフ一人一人宛に、お互いに、その人の良いところを1つ、小さな紙に書いて渡すというもの。
大学で所属していたサークルでも時々こういう企画があって、そこでは「シュガーキューブ」って呼ばれていたような。
わたしは元々この手の、身近な人に愛情表現をするのが得意、かつ好きなので、結構な時間を割いて自分の贈る分を書きました。一人ひとりに伝えたいことがちゃんとあって、それが嬉しかったな。
こういうの、いいよね。書く側にとっても良いし、自分のいいところが書かれた紙をたくさんもらうのは、やはり嬉しい。
同僚が、「わたし○○さん苦手だから書くこと思いつかないな〜」なんて言っていたけど、
苦手な人の素敵なところを無理やり考える作業こそ、「自分の持っているものの中に幸せを見出すトレーニング」という意味で、本当に自分のためになることなんじゃないかな。
幸せは”なるもの”ではなくて、”感じるもの”だと思うから。
そして、自分の環境や持っているものの中に幸せを見出せるようになるためには、最初は、思考の矯正とトレーニングが必要だと思うので。
そういうわけで、やっぱり、どんな人に対しても、一人一人時間を取ってその人と向き合い、いいところを考えて贈る、というのは、
自分のためにも、相手のためにも、そしてもちろんチームのためにも、意味のあることだと思いました。
わたしの好きなブロガーさんが以前、『その人の素敵なところを言葉にして伝えてあげると、その言葉は、あなたがその人から離れた後もその人を守る盾になる』と言っていた気がします。わたしの人生の中でこれから出会える人たちに、そんな小さな贈り物が一つずつできたらいいな。