ねこさかな日記

わたしの人生の備忘録。成長日記。

「なんでも良いよ」は甘えだよねっていうお話

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こんにちは。今日はブラックフライデーですね。

ブラックフライデーとか、スーパーサタデーとか、サイバーマンデーとか、よく分からないけど、全部強そう。

 

さて、わたしは、「何が食べたい?」って聞かれたときに、「なんでも良いよ」って言ってしまうタイプです。

 

よく、「日本人の女の子は、本当は好き嫌いがあるのに、それを口に出さず、なのに相手には察することを求める」というけれども、わたしはそんなことなくて、いつも本当に何でも良い。

「なんでも良いよ」が優しさだなんてかけらも思っていないし、むしろ「決められないタイプで本当にごめんなさい」と申し訳ない気持ちで「なんでも良いよ」と言っている。

 

なんでも良いよ、と言われた側が困るのはよく分かる。

そもそも「何が食べたい?」って言うのは、相手からの「これという選択肢が見つかっていません」という問題共有であって、それに対してわたしが「なんでも良いよ」って言うのは、「わたしはその問題解決に協力する気はないので、頑張って下さい」って押し返すようなものなのだと思う。

それに、「何が食べたい?」って聞いてしまった時点で「僕は今からあなたの意見を尊重した選択をしようとしています」と宣言したようなものだから、「なんでも良い」と言われたからといって、簡単に自分の好きなものを何の考えも無しにチョイスするわけにはいかないと感じさせてしまうのかな、とも思っている。

ここのところのわたしは、「なんでも良いよ」と相手に甘えることに慣れすぎて、自分が何を食べたい気分なのか本当に分からなくなっていて、かつ「でも何か言わなきゃ!」と焦ってしまって、結局何も言えない、みたいな状況が続いていたのだけれど。

 

先日、そんな話を友人とする機会があって。

彼女は、「じゃあ、選んだり決めたりするの、練習しよう!」と言ってわたしをアイスクリーム屋さんに連れて行き、「ご飯食べてお腹いっぱいだから、大きいのを1つだけ買って、シェアしよう。フレーバーは、私は“なんでも良い”から、あなたが選んで」と。

彼女は、例のごとく優柔不断をフルに発揮して考え込む私を、黙ってにこにこ見つめていてくれて、

その後、選んだアイスを食べながら、「あの中にこれという正解は無かったけど、あなたが選んだから、それが正解になったんだよ」と。

 

「あなたが決められないのは、きっと、相手のことを考えてしまうから。

それはあなたの優しいところで、とてもいいところだと思うけど、あなたが”相手がハッピーになったら満足だ”と思うのと同じで、相手だって”あなたがハッピーになる選択をしたい”と思ってるんだよ。

今、あなたがアイスを食べて幸せそうにしている顔を見て、わたしは何よりも嬉しいよ?」

と。イケメンか。

 

「この人がハッピーになれる選択をしたい」と思ってくれている人の気持ちはむげにしちゃいけないな、と改めて思い、

次の「何が食べたい?」には、もう少し、肩の力を抜いて答えられるといいなぁと思ったのであった。何事も少しずつ。

 

今週は、色んなことが重なり、お風呂で泣いた日も多かったのだけれど、親身になってくれる友人たちと、リゼロの面白さに救われ、ついに土日です。昨日くらいから楽しくなってきて、また一つ乗り越えた感。

 

実は、日曜は誕生日です。今年は、家族や日本の友人と過ごすことはできないけれど、好きなことをして、好きなものを食べて、自分を甘やかす日にしようと思います。

あと、メタモン捕まえに行く。

 

 

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